【この気持ちはなんだろう】
この気持ちは何だろう
この気持ちは何だろう
目に見えないエネルギーの流れが
大地から足の裏を伝わって
この気持ちは何だろう
この気持ちは何だろう
ぼくの腹へ胸へそしてのどへ
声にならない叫びとなってこみ上げる
この気持ちは何だろう
谷川俊太郎作詞の『春に』
合唱曲でも知られるこの歌。
僕はふとこの歌詞を口ずさんでいた。
『この気持ちはなんだろう』
この胸の奥につっかえるこの気持ちはなんだ。
実は、今日、大学が閉まる22:00まで卒論をやっていたのだが、そこで思わぬ人物と会ってしまった。
そう、僕が初めて告白をして振られた女の子Nさん。いつ会っても少し緊張し、胸が高鳴る僕にとっては特別な存在だ。
まさかいるとは思ってなかったから、ひとまず、よくありがちな近況報告的なことと、僕自身の自虐ネタなどを入れて、笑いをとることに必死だった。
あんま覚えてないけど、笑ってくれてたと思う。僕にとっては笑ってくれるだけで嬉しくてたまらないのだ。
『未練たらたらじゃねーか』
そんな声が聞こえてきそうだが、
僕は一言こう返したい。
『ほっとけ!!』
確かに、今でもNさんのことは、可愛いと思うし、魅力的やなーと思うけど、
その感情も以前とは違って、客観的に思うわけ。
『この子には笑っていてほしい。絶対に幸せになってほしい。』
シンプルにそう思うわけ。
そこに僕が介入する必要はない。そこが以前と大きな違い。彼女が幸せでいてくれれば、それでいい。本当にそれだけ。
なんでそこまで思うかって?
僕なんかがこんなこと言ってもかっこよくもなんともないかもしれないが、言わせて欲しい。
『一度惚れた女には幸せになってほしい。そこに理由はいらないだろ。』
彼女にとっては、よくあることかもしれないが、僕にとっては、好きになった人で、かつ初めて告白したのがNさんなのだ。
それだけ、思い入れが強いわけ。それが何年経とうが。
僕はこの出会いに感謝してるし、彼女がいたから僕はそれまで抱えていた大きな闇から抜け出せたと言っても過言ではない。
本当にありがとう。
また次に会った時は今日よりもっと笑顔にできるよう精進します。
p.s.
改めて今日の文章見ると、超気持ち悪い笑
ま、たまにはいいか。